腹腔鏡下右半結腸切除術訓練シミュレータ
COLOMASTER
腹腔鏡下結腸右半切除術の訓練用シミュレータです。
手術の最初から最後までを再現できる解剖学的にも正確なシミュレータを開発いたしました。
腹腔鏡下右半結腸切除術訓練シミュレータ
腹腔鏡下結腸右半切除術の訓練用シミュレータです。
手術の最初から最後までを再現できる解剖学的にも正確なシミュレータを開発いたしました。
FEATURES
COLOMASTERは、国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜 斉、東京都中央区)との共同研究による試作品を製品化したものです。
手術の最初から最後までを再現できる解剖学的にも正確なシミュレータの開発をしました(実施場所:NEXT 医療機器開発センター)。 このシミュレータで、手術のなかで重要とされる解剖構造の把握や視野展開、剥離手技の会得ができます。
これにより国内外どこでも、高品質で安価なトレーニング環境が実現され、さらに外科医の技能向上に貢献することができます。
製品紹介動画
3つのポイント
これまでのシミュレータでは、手術の全体工程の一部分を抜粋してデフォルメすることで、手術トレーニングが行えるようになっておりました。COLOMASTER では、腹腔鏡下手術で重要な腸間膜、腹膜といった膜組織を始め、胃、十二指腸、膵臓、結腸、
小腸、腎臓といった臓器群、並びに上腸間膜動静脈、回結腸動静脈、中結腸動静脈、胃結腸静脈幹等が1mm 単位の精度で解剖学的に正確、精密に再現されております。
重要な血管、膜組織の構造が1mm 単位の精度で解剖学的に正確、精密に再現されており、従来、困難であった腹腔鏡下結腸右半切除術の精密なトレーニングが実現しました。近年、進化が著しい手術用ロボットの開発過程における機能評価、ロボット手術のトレーニングにも効果的にご活用いただけます。
PURPOSE
外科医のトレーニングには、動物、献体(カダバー)、シミュレータが使われています。
しかし、動物や献体は倫理面、費用面等の障壁があり、環境が十分な状況にあるとは言い難い状況でした。また、手術手技のすべての工程を、外科医が普段手術で用いる鉗子やデバイスを使用して、訓練できるシミュレータはありませんでした。
そこで、当社は国立がん研究センター東病院 大腸外科と、手術の最初から最後までを再現できる解剖学的にも正確なシミュレータの開発をしました(実施場所:NEXT 医療機器開発センター)。 このシミュレータで、手術のなかで重要とされる解剖構造の把握や視野展開、剥離手技の会得ができます。これにより国内外どこでも、高品質で安価なトレーニング環境が実現され、さらに外科医の技能向上に貢献することができます。
活用例
初期研修、後期研修、専門医取得に向けたトレーニング、いずれのステージでも先生の技量維持・向上をサポートいたします。COLOMASTEは手術のなかで重要とされる解剖構造の把握や視野展開、剥離手技の会得ができます。いつ臨床の機会が巡ってきても対応できるよう「きたるべきその日のために」お使いください。
医学部5年生のポリクリ実習では、学生がローテーションで外科系にも回ってきます。手術見学のみならず、実際にシミュレータを活用した実技教育を行うことで、早い段階から「外科のオモシロさ、奥深さ」に気づくことができ、より外科に興味を持ってもらうきっかけを作ることができます。
手術トレーニングの効果検証や、Learning curveの定量化などは世界的に研究のhot topicです。個体差がなく、再現性を有するシミュレータ環境を活用し、手術技能の定量化や、効率的トレーニング方法の確立のような新たな分野の医学研究が可能です。これまでにも、多くの企業、医師、研究機関から手術トレーニング研究や手技の定量評価についてお問い合わせいただいております。共同研究に発展する例もございます。
学会における自社製品の展示、ハンズオンセミナー等でBEATをお使いいただけます。手術ロボット、鋼製器具等の学会デモ、マーケティング活動において非常に効果的なプレゼンテーションを行うことができます。
手術前のイメージトレーニングの精度を高めるためにもご使用ください。BEATは先生方の持つ想像力を阻害しないよう、シンプルなデザインへと幾度となく改良を重ねてきました。翌日に控えた手術イメージを重ねて使用することで、よりリアルなトレーニングを行うことができます。
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