小児心臓血管外科ウィンタースクール2025

小児心臓血管外科ウィンタースクール2025 会場提供及び運営協力

小児心臓血管外科ウィンタースクール2025

2025年3月2日(日)

会場名  イービーエム羽田医療技能訓練所

住所  〒144-0041 東京都大田区羽田空港1丁目1−4 羽田イノベーションシティ(HICity) ZONE K 404

 

 若手の小児心臓外科医を対象とした「小児心臓外科ウィンタースクール」が、2025年3月2日、東京都大田区の羽田イノベーションシティ内にあるイービーエム羽田医療技能訓練所にて開催されました。
本イベントは、日本全国の若手心臓血管外科医に小児心臓外科手術の魅力と最新技術を直接伝え、次世代の心臓外科医を育成することを目的に企画されたものです。 主催は小児心臓外科ウィンタースクール実行委員会(委員長:田中一郎・国立成育医療研究センター心臓外科部長)で、会場提供および運営協力をイービーエム株式会社が務めました。

小児心臓血管外科ウィンタースクールとは

 小児心臓血管外科ウィンタースクールは、小児心臓外科領域に携わる若手医師や関連医療従事者を対象に、専門的な知識と技術を集中的に学ぶ場として開催されています。
本スクールでは、国内外の第一線で活躍するエキスパートによる講義や症例検討、ディスカッションを通じて、小児心臓手術に関する最新の知見や技術を深く学ぶことができます。
また、実践的なハンズオンセッションでは、手技の精度向上を目指した指導が行われます。

さらに、小児心臓血管外科の未来を担う若手医療従事者の育成と、診療・研究の発展を支援することを目的とした本スクールは、参加者同士や指導医との交流を通じて、ネットワークを広げる貴重な機会にもなっています。

 


開催レポート・インタビュー

プログラム

  プログラムでは心臓外科専門医の指導のもと、ラム心臓を用いたウェットラボ実習が行われ、心臓解剖の確認や心室中隔欠損(VSD)修復術など小児心臓外科手術の手技トレーニングに取り組みました。 実際の臓器を使用することで、模型や座学だけでは得られないリアルな手術経験を積むことができ、縫合や人工心肺(補助循環)操作といった高度技能の習得にもつながりました。また、ウェットラボに先立ち、最新のシミュレータを用いたドライラボ実習や専門医による講義も実施され、基礎から応用まで段階的に学べる総合的なカリキュラムが提供されました。

当日のプログラムと進行解説

8:30-8:45  受付、企業広告スライド放映
8:50-9:00  開会のあいさつ (日本小児循環器学会 理事長 山岸敬幸先生、ウィンタースクール実行委員長 中野俊秀先生)

午前中の実習テーマは「心臓解剖」「シャント吻合」「人工心肺カニュレーション」です!
タイムテーブルにある人工心肺シミュレータの時間になったら指導医とともに、CPBブースへ移動してカニュレーションしてください。 時間が限られていますので、十分カニュレーションの手技ができなかった受講生は午後に追加実習しても構いません。
9:00-10:00  心臓解剖 (ラム心臓)
10:00-10:10  休憩、機器展示1、企業スライド
10:10-11:50  基本手技:シャント吻合(ラム心臓)・人工心肺シミュレータ
11:50-12:10  協賛企業名紹介、機器展示2、企業スライド、全体写真撮影
12:10-13:00  昼食・ビデオ供覧(プロフェッショナル 山岸正明先生)

午後は受講生それぞれが選択した「ラム心臓VSD」「3DモデルVSD」「3DモデルTGA」の実習で
す。ラムVSDは実行委員で丹精込めて開けています。
13:00-15:00 ハンズオン 前半 (VSD or TGA)
15:00-15:10 休憩、機器展示3
15:10-17:10 ハンズオン 後半 (VSD or TGA)
17:15-17:30 Certification授与、閉会のあいさつ(CHSS Japan代表幹事 坂本喜三郎先生)

 

会場について

イービーエム羽田医療技能訓練所の特徴

 会場となったイービーエム羽田医療技能訓練所は、羽田空港から一駅の天空橋駅に直結する羽田イノベーションシティ内に位置し、遠方から参加する場合でもアクセス抜群の利便性を備えた施設です。
心臓外科手術トレーニングに必要な環境を一箇所で完結できるワンストップの体制が整っており、ウェットラボ用の実習室から手術シミュレータを備えたトレーニングルーム、講義・カンファレンス用スペースとしてもご利用いただけます。
模擬手術環境が整う同施設を活用することで、参加者からは「実際の心臓を使った手術の練習は現場さながらで大変勉強になった」といったウェットラボ研修を高く評価する声や、「空港からすぐの駅直結の会場で移動の負担が少なく、研修に集中できた」と利便性の高さを称賛する意見が聞かれました。
研修を終えた受講者たちは、今回習得した知識と技術を日常の診療や将来の手術に役立てたいと意欲を見せていました。

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