International Distal Bypass Workshop
July 27 & 28, 2024 @ Japan

International Distal Bypass Workshop とは

　日本血管外科学会では、日本の血管外科医/心臓血管外科医向けに毎年Distal Bypass Workshopを開催しております。また、アジアでのdistal bypass普及を目指して、2019年にはDistal Bypass Workshop in Asia(DBWA)を開催させていただきました。この度、新型コロナのパンデミックがほぼ収束したことを受け、これまでのワークショップを発展させて、International Distal Bypass Workshopを開催するものでございます。

　このワークショップは、末梢バイパス術を実施できる外科医が世界中で極端に不足している現状を改め、質の高い末梢動脈手術を担ってゆく若手外科医を育成する目的で計画されました。
ワークショップでは、末梢バイパス手術を熟練した国内外有数の血管外科医10名を講師として招き、講義、症例検討会、ドライラボ・ウエットラボを組み合わせて2日間かけて全て英語で行います。末梢バイパス術は糖尿病・透析合併が多い近年の重症例では難易度の非常に高い手術であるとともに、手術適応決定や術式選択決定、術後管理、術後早期から遠隔期にかけて起こりうるグラフト狭窄とその背景にある病理学的あるいは流体力学的な背景などにおいて幅広くかつ豊富な知識と判断力を必要とするものであるため、手技だけでなく実践的な知識や判断力を養うための座学やテーブルディスカッションも重要であると考えており、土曜日の昼から日曜の夕方まで丸2日間の日程で行われました。

 

International Distal Bypass Workshop 趣意書

イービーエム提供資材

• 　TAMATEBAKO TM3
• 　YOUCAN VEIN-V
•     Practice instruments 

大会終了後に東 信良先生、駒井 宏好先生、菊地 信介先生より本イベントについてのコメントを頂戴いたしました。